こんにちは。
今回は「衛生管理者ってそもそも何?」という話から、実際に受験を決意した理由と最初のハードルについて、リアルに語ってみます。
衛生管理者って何する人?
日本には本当にいろんな業種がありますよね。製造業、サービス業、警備業…。
その中で、従業員の健康や職場環境の安全に関わるのが「衛生管理者」という役割。
でも、実際のところ「衛生管理ってなにするの?」って感じじゃないですか?
厚労省的に言うと、こういう業務を担うそうです👇
衛生管理者の主な役割
- 労働者の健康障害・危険防止のための対策
- 安全・衛生教育の実施
- 健康診断の管理や産業医との連携
- 労災の原因調査・再発防止
- 衛生技術面でのマネジメント全般
実際にはどういう人が選任されてるの?
会社の規模によって、選任が義務化されています👇
労働者数 | 衛生管理者の必要人数 |
---|---|
50~200人 | 1人以上 |
200~500人 | 2人以上 |
500~1,000人 | 3人以上 |
1,000~2,000人 | 4人以上 |
2,000~3,000人 | 5人以上 |
3,000人超 | 6人以上 |
つまり、大企業だけじゃなく中小企業でも「誰かがこの役割を担わないといけない」ってことですね。
でも実際は専任でやってる人は少なくて、総務や安全管理部門の人が“兼任”で担当していることが多いです。
じゃあ、なんで私がこの資格を受けようと思ったのか
実はこれ、会社で「推奨資格」みたいな扱いになっていて、
「お前、そろそろ取っとけよ」的な空気を感じたんですよね。(あるある)
とはいえ、資格は国家資格。
しかも、受験資格がある人しか受けられません。
受験資格のハードル①:卒業証明書
私は運よく4年制大学卒だったので、ネットから卒業証明書を申請して即クリア。
大学によっては郵送申請のみなので、ここは注意ポイントかも。
受験資格のハードル②:実務経験証明書
これが一番面倒でした。
なにせ、自分の部署が衛生管理っぽい仕事をしてない。
- 「なんでこの資格取るの?」
- 「うちの部署、関係なくない?」
- 「証明できる上司いるの?」
……って不安がたくさん。
加えて、最近ちょっと仕事へのモチベーションも落ち気味で、**「会社にお願いするのダルい」**って気持ちが正直一番デカかったです(笑)
会社への交渉→意外な展開
ダメ元で上司に相談。
反応は案の定、「衛生管理者ってなに?なんで必要なの?」って言われました。
そこをなんとか説明して、
- 「部内の安全管理強化を…」
- 「会社が推奨してる資格なので…」
みたいなそれっぽい理由をつけてゴリ押し(笑)
結果的には、
上司の上司が助け舟を出してくれて、無事証明書発行してもらえました!
ちょっとしたやり取りはあったけど、「どんな業務を何年やったか」くらいの確認だけで済みました。
いよいよ勉強開始!独学で挑戦することに
無事受験資格をゲットできたので、ここからは勉強モードに切り替え。
選択肢としては…
- 通信講座(数万円〜)
- 講習会(時間とお金が必要)
- 独学(テキスト+ネット情報)
私は今回も③独学スタイルでいくことにしました!
勉強スタートはまず“テキスト1周”
とはいえ、完全初見の内容ばかりなので、
まずは王道の市販テキストを買って、1週間で1周読み切ることを目標にしました。
YouTubeでも、衛生管理者向けの解説動画がいろいろ出てるので、
今後はそれも使いつつ、FP試験の時と同じ感じでやってみようと思ってます。
▶ 今回使用したテキストはこちら👇(独学の方におすすめ)
最後に:これから挑む人へ一言
衛生管理者、実は受験するまでが一番面倒かもしれません。
- 実務証明とか
- 上司への説明とか
- モチベとの戦いとか
でも、会社にとって必須な国家資格なので、取っておいて損はないですし、
会社の中でも“それなりの人”扱いされるので、キャリアにもプラスかも?
今後もこの挑戦の記録を記事にしていこうと思いますので、
「これから受けてみたい!」という方の参考になればうれしいです!